IR情報

薬作りの成功の鍵を握るアッセイ開発

アッセイ開発とは、薬の候補(化合物)が薬になりうるかを調べるために、細胞外である試験管内等で反応を再現させる評価システムを構築することを指します。

体の中に存在するタンパク質等のどのような働きを抑えたら病気の改善につながるかの特定がなされると、数千から数十万の薬の候補(化合物ライブラリー)の中からその特定された標的(ターゲット)タンパク質の働きを抑える、つまり阻害するものを選び出します。これをスクリーニングと呼びます。

スクリーニングによって薬の候補数種類を選び出します。それらを基にしてさらに類似化合物を合成し、選択性の向上や副作用の低減などを目指します。薬作りにおいて、副作用の少ない薬を作ることが最も重要なポイントになります。つまり、標的がAというキナーゼであれば、Aのみを阻害し、病気と関係しないA以外のキナーゼは阻害しない化合物が副作用のないあるいは少ない薬になると言えます。それを調べることをプロファイリングと呼びます。

「ふるい」の役割を担うアッセイ評価システムは、測定精度が高く、結果の再現性が高くなければ、良い薬を選び出すことができません。言い換えれば、優れたアッセイ系を構築することが薬作りの成功の鍵となるわけです。

Page Top