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タンパク質相互作用のセルベースアッセイ

本セルベースアッセイには、スプリットされたブラジル産ヒカリコメツキムシ由来のルシフェラーゼ(Emerald Luc, E-Luc)が細胞内で会合することによって発光するスプリットルシフェラーゼシステムを用いております。このシステムでは,GPCRをはじめ細胞内の様々なタンパク質間相互作用を,簡便かつ高感度に発光シグナルとして測定することが可能です。バリデーションの取れている樹立済みの安定発現株に加え、お客様のニーズに合わせてご希望の安定発現細胞株の構築も承ります。

スプリットルシフェラーゼテクノロジーとは

E-Lucは,従来より用いられているホタルルシフェラーゼと比べ安定で、強いシグナルを出すことが知られています。このルシフェラーゼを2つのパーツに分解(スプリット)し、それぞれを細胞内に導入すると、自然界にはない2つのルシフェラーゼのタンパク質断片が生成されます。細胞内でこれらの2つのパーツが会合することによって高感度の発光シグナルが発生いたします(特許取得済み)。技術詳細につきましては、F.A.Q.をご参照、またはお問合せ下さい。

  • Ligand; DAMGO, 10μM
  • Ligand; DAMGO, 10μM/
    Antagonist; Diprenorphine, 0.1μM
ブラジル産 ヒカリコメツキムシ(Pyrearinus termitilluminans)の発光

ブラジル産 ヒカリコメツキムシ(Pyrearinus termitilluminans)の発光
写真提供:産総研・近江谷克裕先生

GPCRへの応用

リガンドがGPCRに結合すると、細胞内ドメインにβ-アレスチンがリクルートされ、その下流にシグナルが伝達されていきます。当社では下図に示しますように、GPCRにEmerald-LucのC-末部分を、β-アレスチンに同N-末部分を結合させた遺伝子を細胞内で同時に発現させ、リガンドのGPCRへの結合をスプリットルシフェラーゼで検出するアッセイ系を構築しております(安定発現株リスト)。この方法はGPCRに広く応用でき、スプリットルシフェラーゼとお客様ご希望のGPCRおよびβ-アレスチンのフュージョンタンパクを安定発現させた細胞株の樹立も承ります。価格など詳細についてはお気軽にお問合せください。

スプリットルシフェラーゼを用いたGPCRリガンドアッセイ

阻害剤を用いた検討

細胞を96穴プレートに2X104cells/wellになるように播種して37℃、5%CO2で48時間培養し、antagonistで30分処理後、各種濃度のagonistを添加して20分培養、専用発光試薬を用いて測定を行った。n=3

  • ARRB2 x ADRB2
  • ARRB1 x OPRM1
  • ARRB1 x SSTR2
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